こんな辺地までよくいらっしゃいました。
再掲載:日の出前の神殿の入口:至聖所の画像:は参考のための再掲載です。
日の出前の神殿の入口:監視員がいない。入口からライトアップされた最深部を撮影。一番奥で1枚隠し撮りしてしまいました。誰もいないので奥まで見える。 |
至聖所の画像:
1年に2回一番奥に日の出の太陽が当るとか。見てみたいものです。普段はライトアップされています。ネットで探し出してここに借り物でも出したかったのですが、かなり探しましたが、本物らしいと感じたのは1枚だけ(画像A)で他はライトアップらしいものしか見つかりませんでした。
文章では「見ることができました」といった記述はありましたが、「撮影禁止なので」とあり、残念。特別の日の前後だけでも解禁して貰いたいものです。
その後、もう2枚見つけました。画像Bの撮影状況の文章でTV撮影に便乗したとあったので、TV関係を探すとそっくりな画像Cがありました。これらは「通常のライトアップ」+「もう一つの光源(朝日?)」の画像と思われます。(TVはやらせも多い??)
更に海外サイトも探し、画像Aと似た雰囲気で画像Dを発見しました。
AとDは自然光による画像ではないかと思います。ここに並べることが出来ないのが残念です。これを検証するには、私の誕生日に自分の目で見るしかないか。でもその日に強烈な朝日が出るとは限らないので検証は不可能ですね。
(「TVはやらせも多い」の表現は単なる憶測で特定の個人や団体を誹謗中傷するものではありません。どの画像も解像度の低い画像で、説得力は低いものでした。)
最初の疑問:至聖所の4体の内3体のみを照らすと言われる。何枚かの画像を見て「差し込む光は丸か四角か?」が最初の疑問になりました。
神殿を巨大なピンホールカメラと考えると光の形は丸くなるはずです。でもその場合は入口の大きさの数倍かそれ以上のスクリーンが必要になるはずなので、光は途中の仕切りでさえぎられ四角い投影光になると思われます。
沢山のサイトで画像を確認すると、丸っぽいものが多くたまに楕円の丸みをカットしたように見える画像もあります。
肩の影:次に気が付いたのは肩に影がついていることです。入口から数十m奥まで差し込む光は平行光線です。太陽光なら「肩の影」は不自然です。ライトアップに違いありません。
更に多数の画像を見ていると、足元に黒く四角いものが写っている画像があります。上の画像にも写っていますが、これが光源なのでしょう。下からライトを当てているために膝と肩の上に影がでます。これで多くの画像がライトアップであると推定できます。
ライトアップの特徴:光の当り方が丸く、肩に影がついている。足元に黒い四角がある。黒い四角は撮影アングルによっては写りません。またトリミングでカットも可能。
借り物画像を転載しようとしていましたが、がっかりしました。これでは転載の意味を感じません。
発見:肩に影の無い画像を発見しました。赤く弱い光で入口がら撮影した画像です。入口から撮影すると2体しか写りません。(上部画像参照)そしてライトアップでは足元に黒く写る四角が明るく写っています。間違いなく自然光による画像と確信しました。
日本の国内サイトで確認できたのはこの1枚だけなので貴重な画像だと思います。(当然ですがすべてを確認したわけではありません。検索で比較的上位にあるものです。)
日付は2月22を数日過ぎているそうです。太陽の位置は水平から少し上に来ているのが影で確認できます。
海外サイトの画像検索:メディアの撮影による画像Dが1枚見つかりました。肩に影はなく頭の後ろに影が見えます。至聖所内または近くで撮影したものと推定できます。
国内サイトで:再掲部分の記述にある、他の2枚「画像BとC」は?となりました。でも同時撮影の2枚とは証明できないので、違う時期に撮影した2枚なら自然光によるものかもしれません。
しかし見れば見るほど特殊光源使用の可能性が高くなりました。
雑感:web上の情報には正しい情報も誤った情報も溢れています。故意によるものもあれば、管理者が正しいと信じ込んでいるでいる誤った情報もあります。このサイトも例外ではありません。
アブシンベルの奇跡の画像:軽い疑問から画像を探してしまいましたが、それにしても「アブシンベルの奇跡」画像はないですね。光が差すことが奇跡なら奇跡の瞬間を撮影するのは奇跡X奇跡ですね。アブシンベル周辺もダムにより気候が変ったりして地平線から赤く染まった強い光の太陽が頭を出す日は少ないのでしょう。またその日が年2回の特定日に重なる可能性はさらに低くなります。
行った人だけが感動できる奇跡なのか、それともひょっとしたら「新世界3大がっかり」か。
ラムセスU世のみぞ知る。
行ってみなけりゃ分らないエジプトでした。
ついに発見:入口からの画像と内部画像の2枚セットでありました。便宜上画像EFとします。間違いなく本物と確信しました。くっきりとした四角くで中央2体を照らしています。もう少しまてば右側にも少し当るかも知れません。入口からの画像は途中の仕切りで光源が絞られている様子がわかります。
写すのも奇跡なら探すのも奇跡でした。
画像BCを再考:画像BCは怪しい人工光説に傾いていました。画像Bは明らかにライトアップがあり、しかも奥から手前に光源の影ができていて不思議でした。又どちらも明るい部分は1体分の幅しかなく、高さも像の上半分しか照らしていません。「自然光なら光源の裏側が明るくなるはず。」「3体同時に照らすはず。」この2点が引っかかっていたわけです。
太陽は移動する:日の出後時間が経過すると太陽は南へ移動するので、像を照らす光は右へ移動し幅は狭くなります。3体同時に照らされるイメージに縛られていましたが、実際には1体から2体を移動しながら照らすのでしょう。そして画像BCでは数千人集まると言われる観光客で至聖所の入口が一杯で上部からしか光が差さないのではと思います。 しかも「奇跡の日」のTV撮影日は「太陽が少し高く・南に移動するまで太陽光が強くならなかった。」のではと思われます。それで日が差さないため、人工照明のライトアップも消さなかったと推測できます。 それとも、ライトアップを消すと多分前後でナレーションされる「3体に光が当る」の説明の都合でしょうか。
これでやっとすっきりしました。[アブシンベルの奇跡 オトコ]で検索してみてください。画像EFが見つかると思います。
動画:画像Cの同時撮影と思われる動画を放映していました。予想通りの状況だったようです。放送時間が短いのが残念でした。
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