[戻る] . [スコールと青い空]
たっぷりどっぷりボロブドールの旅2005
4度目の休暇旅行

[第2日目 10月1日]

ボロブドゥールで過ごす1日


4:45にロビーに行くと懐中電灯と簡単なマップを渡してくれ、使用後はお土産となる。すぐに車が来て乗り込むが、他に同乗する客はいなく、二人だけだった。

車を降りると広場で、簡単なロープを越え向かう200m位だろうか。他にはガイドを伴った2連れが一足先を行く。確かに暗いがライトアップがあるので、ライトなしでも注意すれば大丈夫だ。

上部まで上りウロウロしていたら、何時の間にか日の出を待つ人たちが増えてきた。20名ほどだろうか、ほとんどがカップルでガイドが付いているが、我々は今日はガイドなしで1日を過ごす。

皆思い思いの場所に座って日の出を待っている。日の出直前の写真を撮り待ていると山影には少し雲がありその切れ目に太陽が出てきた。

日の出を待つ

日に出に向かい何度もシャッターを切り、ストゥーバにレンズを差込んではシャッターを押す。とても忙しい一瞬だ。

日の出は5:20ころだったと思う。しばし上部を見て廻るとやがて下から大勢の客が登ってくる。6:00に一般客の開門になる。 中高生くらいのグループがどんどんと登っている。

大勢で登る

レリーフを見て廻っているうちに日本語ガイドのツアーに出会い、しばらくいっしょについて歩く。ここだけの日本語ガイドを雇うことも出来るので雇うのが正解かも知れない。

8時前くらいに一旦ホテルに戻り朝食を摂る事にした。遺跡を降りると、物売りが寄ってくる。お面を買ってしまった。更に寄ってくるのを振り切るようにしてホテルの敷地まで戻りほっとするも、なんと敷地内まで入って来て、 食事中にも売り込みをかけてくる。朝食は、ヨーロピアン・アメリカン・インドネシアンの3スタイルから選ぶ。インドネシアスタイルはナシゴレンだった。

食後部屋で少し休憩してから、オーディオ&ビジュアルを見に行く。日本語バージョンがあるので、これは出来れば最初に見たほうが良いと思う。 チェックインで貰ったチケットには、朝食券・オーディオ&ビジュアル券・遺跡券が付いているが遺跡券は必要なかった。

ビデオを見た後、ロビー前でウロウロしていたら、徒歩でムンドゥッ寺院に行こうとしていると勘違いして、ホテルマンが馬車を薦めてきた。 昨日の感じでは日差しの強いなか徒歩で向かうのはつらそうである。レンタル自転車を検討していたところだ。

話を聞いてみると、市場とムンドゥッ寺院・パオン寺院を2時間で廻ってRp.120,000。市場の写真撮影も出来るという。OK、馬車を雇いましょう。

部屋に戻り出かける準備し、2、3分待つ間に馬車が来た。ウマは小形だが走ると結構速く何か楽しい。ホテルマンも一緒にバイクで付いて来て市場内を案内する。ホテルマンが写真を撮る身振りをするが、一枚も撮れなかった。どうも苦手だ。 彼もリベートを貰うのだろうが、簡単な買い物をする。

馬車途中の川

次にムンドゥッに向かいパッカパッカ。ビデオの説明では、昔巡礼者はムンドゥッ・パオンの寺院に参り、2本の川を越えながらやってきたそうだ。 確かに橋なしで川を渡るのは大変そうだ。馬車は軽快に飛ばして行く。

到着。ムンドゥッ寺院は現役の寺院で、入場料Rp.3000/人。Rp.1000で線香を上げた。内部は暗いが、レフ板で光を当ててくれる。股を開いて椅子に座った形で、一番美しい仏像といわれているようだ。 外にでると階段の横にカメとトリのレリーフがあるはず。(オーディオ&ビジュアルで学習)

ムンドゥッのレリーフこの子から本を買った

:ボロブドゥールでも本や写真の売り込みが激しかったが、ムンドゥッ寺院では子供の売り込み。本はちょっと気になっていたが、1冊Rp.10万以下に下げてこないので買わないでいたが、ここに来て2冊でRp.8万で交渉成立となった。
ホテルに帰ってから読むとなかなか良く、先に読んでからレリーフを見たかったとも思う。

パオン:ムンドゥッとボロブドールの間に、パオン寺院がある。ここは更に小さい。途中登り坂があり馬にむちを入れ、勢いをつけて登る。

レンタサイクル:ガイドブックにはレンタル・サイクルがあるように書いてあるが、ホテルフロントにはメッセージは無かった。馬車を降りフロント横にマウンテン・バイクが4・5台置いてあるのに気づいた。
聞くと2台で1時間Rp.5,000.今度は自転車で公園内を走ろう。博物館を廻ったりするのに、チャリで走れば物売りはついて来ないはず。作戦は大成功だった。

ランチもホテル:遺跡公園のマップを見ているとレストランが書いてあるので、探しだしそこでランチと思ってチャリで走り出した。
有料遺跡部分の仕切りがあるが、ゲートの横をお構いなしですり抜け(マノハラ宿泊者特権)レストランを探したが、大きなレストランはなくお土産屋が集まっている一角に屋台の延長のような店が何件か有った。 美味しそうではあるが止めておいた。結局マノハラでランチとする。

2つの博物館:(Rp.0)昼食後博物館へ行く。最近、船の博物館も出来、館内のガイドをしてくれたのでRp.10,000くらいのチップを置けば良かったと思う。何で船と思うのだけどレリーフに船があり、かつてヨーロッパや中国から船で移動したが、レリーフの船を再現して実験を行ったようである。
この船のレリーフは見つけられなかった。残念。(っと思ったらバッチリ写真に写っていた。)

夕日のボロブドゥール:4時位まで部屋で休むつもりが4時半ころから出かけた。隠された基盤を見たりゆっくり回廊を回ったりして、上で夕日を見る予定だ。
ストゥーバのあたりまで登ったら、ゲートを閉め始めている。回り込んで登っていくと、観光客に降りるように指示しているではないか。まだ落日には時間があるというのに。管理上もっともだとは思うが、 ちと残念だった。

今日はガイドなしで勝手気ままに過ごした1日だった。おいしい説明を聞けなかったところもあるが、時にうるさいと思うこともあるので気楽な1日となった。

さて、明日はインド洋を見に行くぞ。お休みなさい。



[第1日目] [インドネシアTop] [第3日目]
郵便受←誤字・脱字・勘違い・間違い・著作権侵害等ありましたら連絡をお願いします。感想は→BBS
Copyright (c) 2005, 04mat All rights reserved.