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中国・桂林:漓江下り2007
6度目の休暇旅行 3日目

6:30モーニングコール:8:00出発。

部屋(11F)の窓から市内を見る。高層住宅ばかりで、路上駐車の車が少しだけ。

航空大酒店

今日は今回のメイン漓江下り。出発点となる竹江まで小一時間。だんだん「桂林の風景」に近づく。ターミナル?に着き桟橋へ。

多数の船。何艘も固まっていて、他の船の上を通って乗船する船まで行く。船尾には調理場があって準備に余念がない。

調理はここで
船尾は調理場

隣の船、こっちよりシートがいいなあ。この船は4人掛シートがテーブルを挟んで向かい合わせで、通路の両側にある。乗船が終わると次々と出発して行く。

あれだけの数の船。当然連なっている。川の水は予想に反して、意外ときれいで底の水草が見えるところもある。石灰岩質の山ばかりだからだろうか。

船が続いている
オリジナルで拡大すると14艘写っている

船前方
桂林だな〜〜

冠岩で途中下船し鍾乳洞見学。入り口まで数10段の階段があり、籠屋さんが居る。パンフレットには「トロッコ」とあったがどこで乗るのだろう。

かご洞窟
かごが登って行く。右画像の左に見える階段が戻りの階段

なかなか大きい鍾乳洞である。内部はライトアップされていてきれいではあるが、鍾乳洞的価値はあまりなく洞窟歩きの感がある。

ライトアップ桃
右:中国ではこれを桃に見立てる

水路があり10人位乗る船があり、2人掛けで各人にライトがついている。水路の照明は少なく、各人自分のライトを見たいところにあてる。

突然歌声が聞こえてくる。なんと少し離れたところで民族衣装を着て歌っている。ここ桂林付近には歌で表現する民族が居るとのことだ。

歌で出迎え船終点
歌で歓迎。 終点ではこちら側から乗船することもできる。

現地ガイドがミニ新幹線とか言っている。暫くすすむと、なんと確かにミニ新幹線のトロッコである。1編成40名くらいだろうか。

軌道トロッコ
途中穴の下方にトロッコの軌道らしきものが見えている

トロッコ終点:コーラスでお出迎え
エレベータ脱出
最後はエレベータで地表にでると山の中

この辺から興坪までが、絶景ポイントが続くというが昼食が始まる。「桂林的風景」は既におなか一杯になっている。しばし食事に専念しよう。窓からでも見えるし。
前日TDさんは「船の食事はあまり期待できないので、朝食を一杯食べておくか、うんと少なくしておくと良い。」なんて言っていたが他と比べて大した差はない。

桂林的風景

今回の旅行では食事の時に、ビールかソフトドリンクが1杯ついている。結局そのビールだけで済ましてしまうこともあるが、20元で青島缶ビールを飲んだ。

興坪で同乗していたグループが下船した。

竹で組んだいかだに2人のって船に横付けしてくる。お土産の販売だが船の窓は空かない。売れるのだろうか。

いかだ観光いかだ
土産売りのいかだもある。観光いかだも楽しそう

「2007年10月3日のニュース:桂林の地元政府(?)は陽朔で観光いかだのこぎ手に170元中130元を上納金とするようにした。」なんだこのニュースは。

20元

「20元の風景」を撮った。サントリーのCMの撮影ポイントはどこだか分らなかった。

洞窟探検をしているうちに、ほとんどの船は先に行き前後に船はいない。ふとすれ違いが見れるかと思い上にでる。案の定すれ違いをやっている。先に陽朔に着いた船が折り返してきている。すれ違いの時はすれ違う向きにより、緑か赤の旗を出していて危険防止を行っていた。


緑の旗は右側ですれ違い。

狭いところは登り優先か?3艘が通過するまで待っていた
こういったところは、しっかり秩序が保たれている


そろそろ終点、陽朔も近い

陽朔西街を散策、と言うより駐車場まで歩き。TDさんによると「団体で歩いていると、何時の間にか倍くらいの人数になり、気が付くと2,3人が財布をすられる。」いやでも緊張するが、全員無事通過した。店を冷やかしたりする時間が無かったのが残念。

桂林市内へと戻り、美術館。水墨画のデモンストレーションを見る。竹は下から上に向かって描いて行く。美術館も経費の何割かを自前で調達しなければならないらしくて、販売の説明が熱心、すべてここの美術館の鑑定書付。ここの入り口には「考える人」とおぼしき彫刻がある。バスに乗ると船に同乗していた女性カメラマンが撮った写真が出来ていた。集合写真1枚1,000円なり。美術館は時間つぶしか? それから夕食のレストラン。2階がレストランで1Fがお土産店。

注:お得意の作品かと思ったが、調べてみると《考える人》は世界に21体あるという。

食後バスはナイトクルージング・オプションの客を送ってからホテルへ。

漓江の三日月湖と思われる湖が4湖ありそこを往復する。色々ライトアップされていてきれいではある。橋の裏側にもボートから見るように絵や字が描いてある。


残りはアルバムでどうぞ

中国流のサービス精神なのか気質なのか、鍾乳洞でもケータイは3本立っていたし、湖畔ではことの演奏や何か芝居もやっている。どこかの国の風景とよく似た門や橋もある。

ライトアップだけではなく、鵜飼ショーや楽器演奏・劇のようなものまでやっていた。観光都市として頑張っている。

さて、明日は帰国、お休みなさい。

メモ:船で食事の後は、川の水で洗っているのではないだろうか。船尾から洗い終わった食器の入った籠をスタッフが持ってでてきた。
きれいな水ですすがれているかどうか?もっとも水道から出る水も「きれいな水=飲料水」じゃないから一緒かな。


読んで下さった方に質問:あなたは海外で食事の時に食器を拭いたりしますか?
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追記:「お茶で食器を洗う」で検索すると、色々出てきます。こんな習慣があったのですね。


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