今回、一番愕いたのはバリのテロ事件だった。ボロブドゥール観光を終え翌日ジャワ海を見ての帰りの車中で、日本より電話が入りバリ・クタでテロがあったことを知らされた。
ガイドに聞くと二十数名の死者が出ているとのこと。インドネシアは以前より訪問したい国だったが、テロを警戒して躊躇していたのも事実だった。
以前のバリのテロはo国人の多いところが狙われた感がある。今回の計画では当然外してあるが、最近の各国での同時テロを思うとバリで2度目、3度目が起きないとは限らない。
選択肢は3つ
:バリはホテルがウブドなので、観光せずにホテルでじっとしている。
:ジャワで2泊の延泊をしてジョグジャ→デンパサールの片道航空券を購入してバリには立ち寄らない。
:予定通り
最終結論は先送りにする。
その後「NHK」のニュースを見て安全と確信し、予定通りで行動することに決定した。
危険があるとすれば空港への往復でクタを車で通過している時と思われ、危険の確率は非常に低いと考えた。
バリに着いて警戒が厳しいかと思ったが、何ら感じることは無かった。昨年のスリランカでは、平常時でも小銃を持った兵がいたが特に警官が多いとも感じない。
キンタマーニ高原・バリ工芸・芸能・寺院と巡ったが、日本人は少ないと感じた。代わりに目に付いたのはK国人。どこでも見かけるC国人は少なく感じた。 ガイドも 「9月には客が一杯いた」 といっていたが、例えばキンタマーニでのバイキング昼食は、11:40ころ入って13:00までに他の客はKと思える客が2人だけで、ウェイトレスが何度も「もっと食べてください。」て言っていた。
スタート編(第0日目)でも書いたが、今回はガルーダ・インドネシアのプレミアム・エコノミークラスを利用した。
ガルーダのビジネスクラスは10年ほど前に2往復半利用したことがあるが、シートはまさにそのままで多少(かなり)ガタが来ていてビジネスクラスとして提供するのは無理と思えた。
往時にはトイレのドアがうまく動作せず外れてしまい、パーサーが何とか直し使用できた。 また個別のディスプレイも動作しない席が有った。
サービス内容はエコノミーと同じといわれているが、着席するとすぐにウェルカム・ジュースがでるし、客室乗務員(CA)の担当客数が少ない分回転が速く、ワインを頼んでも飲む人が少ないと余るのですぐにお替りを注ぎに廻ってきた。